スモール・パラダイス |
| 登場人物/エンゼル テキーラ |
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| 「―――な 何わけのわかんねぇこと 言ってんだよっ? 俺が知るかよそんなことっ!」 「例えば 俺のサイトに 『ここにチーム・マフィアボーイズのヘッド エンゼル・フェイスの片目の理由がある 知りたい人はコチラ』 ってリンクを張ったとする 知りたい人間だけが あんたの秘密を読めるのさ 何人がアクセスするのか カウンタも解析も当然つける」 「――――」 「あんたのチームのメンバーは リンクをクリックすると思う? 例えば 誰もしなかったとして あんたは誰も見なかったと 疑ったりはしない? 仲間の言葉の端々に何かを読み取ろうと 猜疑心を持ったりしないと言える? 何も無かったように 知らない振りをして 今まで通り毎日を過していける? 仲間がそこを見なくても リンクはネット中どこにでも 悪意と興味で飛び火する」 「…お前の一番得意とすることだな キラ はっきり晒さないでじわじわと恐怖で攻めていく たったそれだけで大きな波紋を起こして 結果は仲間の信頼関係を総崩れにさせる てめぇが気に入らないいくつものチームを潰した時に やった手口だ」 「よく知ってるね さすが俺と長年のおつきあいだ あれは仲間だの友達だのと言ってたうざい連中が 赤面して死にたい程の 面白いデータが取れたよ? ざぁまぁなかったな 信頼崩すの簡単だよね」 「俺は 難しいことはわからねぇ わかんねぇが… そういう人の気持ちを測るようなことは 最低だ 悪魔のすることだ そんな目にあいつらを合わすくらいなら 俺が自ら先に話す」 「そう? 話すかな? 話さないでしょエンゼルは あんたは 皆に同情させることなんか 絶対話さないと思うよ」 「…じゃあな ちゃんと俺は送ったぜ 家に入ってうっかり鍵閉め忘れて お前なんか惨殺されろ」 「俺は言わないよ エンゼル」 「なんだと」 「さっき言ったことも やらない エンゼルと俺の秘密であった方がずっといいだろ?」 「いいわけねぇだろ!! いつお前の気まぐれで切札にされんのかと 気が気じゃねぇや!」 「そう 俺がいつ切札にしてもおかしくないのに アンタは今だ誰にも話してないよね?」 「…自分で自爆することもねぇだろ…」 「あれ? さっきの話しと食い違うじゃん?」 「うっせぇ!ごちゃごちゃ言うな!どっちでもいいんだよ! 難しい混乱するよな話しはキライなんだよっ 直情で動いてんだっ俺は! 理由なんざ別に無くたっていいんだよっボケ!」 「感情心理が苦手なキミに それが何故か教えてやろうかエンゼルちゃん」 「…っせぇッ 聞かねぇッ!お前の 悪魔野郎の言うことなんか 聞かねぇよ!!」 「お前が俺を 少しは信じてるからさ 何回ヤラレテも懲りないよね ネカマの俺の言ったことのいくつかを 実は本当かもしれないと 捕えてるからだよ エンゼル 人間ってそんなものだと思ってるんだ 甘いねぇ」 「お お前なんかを信じるわけねぇだろっ!アホ抜かすなッ!!」 「そうかな? 女を装った俺が語った お前と同じ暗い部分に あんたはどこかで本当だと思って同情してる そういうものだろ だから俺を本心からキライじゃないんだ お気の毒だ もっとも俺は お前ごときに同情されるほど レベルは低くないんだけどね」 「ふっふざけんなァ!! お前が嫌いじゃないだと?!自惚れもたいがいにしろっ お前なんか世のため人のために殺してやりてぇよっ! 叶うならなぁ! マジでこれ以上ベラベラまだ喋りやがるなら その口を無理ヤリ閉じさせるぜ!!」 「無理やりキスされるなんて! 本望♪」 「だ・だ・だ だれが―――!!」 「キスしようぜ エンゼル? マジなヤツ… 俺が好きになるかもよ 中に入ってメイク・ラブしていく? 番犬もキールと付き合ってるし いっそ俺たちもつきあわない? 面白いじゃん」 「〜〜〜〜〜ッ!!!」 |
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| 5に続く |
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