電脳タブロイド 悪魔の遊戯
(※注意 プチR18 フェチ的・言葉責め・オヤジ受)

01


登場人物:ブロンクス(番犬)/キ ラ
場所:キラの自宅・仕事部屋


      ・・・・・・・〜♪〜〜♪♪〜♪〜〜・♪・♪・・・・




番 犬「携帯が鳴ってるぜ」

キ ラ「…………あんた出て。俺は今、忙しい」

番 犬「誰だ、」

          『 おまえこそ、誰だ……。番犬か? 何故キラの電話に?』

番 犬「キラはウイルスプログラムとファック中だ。俺に出ろというから、出た」

          『 キラに代わってくれ 』

番 犬「―――おっさんからだ」

キ ラ「ラス? しょうがないな……。手が離せない。何の用か聞いて」

番 犬「何の用だ」

          『 おまえ、いつからキラの秘書までやるようになったんだ。ふざけんな。キラに代われよ!! 』



             
ガツン!



キ ラ「……イタッ!! 何なんだよ?! ひとの携帯、投げんなよ! クソ犬ッ!!」

番 犬「出、ろ、」

キ ラ「
ハイ!! (ー”_ーメ) キラ!
    ……先生、ナニ?! ちょっとハンパなく忙しいんだけど、俺!?」
ラ ス「……会いたいんだ、今すぐ……来てくれ、キラ。いますぐに、来い」
キ ラ「――――。ハァ……。先生、またなの?」


             ・・・・P。


キ ラ「行くぜ、番犬」

番 犬「仕事はいいのか」
キ ラ「いいよ。仕方ないだろ。ラスが来いっていうんだから、行かないと。クソ、面倒くさいな」
番 犬「―――― 」
キ ラ「なんだよ? 出かけるときは言えっていうからわざわざ言ってやったんだ。
    別に行かないなら付いてこなくていいんだぜ? 待ってろよ。すぐ帰るから」

番 犬「おまえがプログラムより優先するものがあるとは、初めて知った」
キ ラ「しょうがないだろ。ラスの機嫌を損ねるとあとがコワイからな。あいつ、悪魔だぜ」
番 犬「悪魔が悪魔を怖がるのか」
キ ラ「ご冗談。俺なんか、ラスと比べたらぜんぜん天使ちゃんだよ。あんた、知らないの?」
番 犬「おっさんはおまえにとって特別か」

キ ラ「あのさ、今後もこういうことがあると思うから、言っとくよ。
    ラスが有無を言わさず来いって言うときは、ヤバいときだ。ヤバイっていうか、危険?
    約束だから俺は行かなくちゃいけないんだ。とにかく俺はラスの部屋に入るけど、おまえは帰っていい。
    こういう時は、おまえでも入れて貰えないからな。
    大人しくハウスに帰ってお座りしてろ。終わったら電話するから迎えに来いよ」
番 犬「おまえに命令権はない。俺はボスが雇ったおまえの用心棒だ。
    危険ならますます一人で帰ることはない。ふざけんな」
キ ラ「別に俺に危険はないよ。ヤバイのはラスだけだもん」
番 犬「どういう意味だ。また、おっさんの悪さ遊びを迎えに行くのか。
    また幽霊(※)のいる場所に行くなら、ますます置いては帰れねぇな」

キ ラ「ああ。ラスの欲求不満解消の輪姦されごっごね。あれも勘弁して欲しいよなー。
    ああいうのは娼館のガキどもを使えばいいのにさ、ラスは俺の隠し駒を使うから迷惑だよな。
    あいつらちょっと鬼畜入ってるから、テンションあがるんだろうけどな。
    今回のはあれより悪いかなぁ。いや同じようなものかな。ヤバイの度によるな」
番 犬「どうヤバいんだ。おっさんは大丈夫か」
キ ラ「何だよ、ラスを心配してんのか? 本気でラスのことスキなのあんた?」
番 犬「好きじゃない。嫌いでもないがな」
キ ラ「まぁ、来ればわかるよ。とにかく、今日は何を云われてもラスに逆らうな。
    顧客のサーバーはクリスマス・ウイルスにやられるし、クリスマスも近いっていうのに
    俺は悪魔に召喚されるし、もう最悪だよな」








 →NEXT 02

(※【幽霊】⇒街から離れた廃墟に棲む生存IDを持たないキラの手駒たち/同人誌「phantom」参照)