野うさぎの沈黙2
オリジナル 奇妙な友情シリーズ 10P  1992年3月作品  やすみせりう

(※先に「野うさぎの沈黙」⇒「野うさぎの反乱」をご覧ください)










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あとがき
これにて三作目を終わりまして奇妙な友情5の野うさぎ話は完結です。帆巣が勝手に登呂囲のプラス思考をバネに、ひとりで立ち直ろうとする話でありました。こうして過去作を掘り出して気が付いたことは、シックスティーズのレイジって帆巣に似てない?!ってことでした……。同じテーマで未だ描いてるのかね私は? びっくりです。私のリアリストな男たちは、どうやら上着を着せたがるらしい。そして脱がすのも好き(笑)

作中に出てきた名前の黒崎だの草部は、吉沢シリーズの「溺れる魚」に出演してます。登呂囲は吉沢の後輩でしたが、そもそもの始まりはこっちが先なのですよね。吉沢っていうなれば奇妙のスピンオフ。ま、吉沢くんの方が当時人気でちゃったんですけど。吉沢くんのことはさておき、この次には奇妙な友情6「星眠る川の姫君」に続くわけですが(絶賛在庫販売中!)夏の星まつりで期間限定で本に収録の二本だけ、ネットにUPしますので、よろしかったら期間内にご覧ください。奇妙7をネットでUPするにあたり、前作も読んでない方にも見て欲しいなという想いです。続く奇妙7はこれまた「艶水(いろみず)」という作品で、ついに登呂囲と帆巣の関係が動くという……何十年かかってんだよ展開。しかも動き出してから完結してないシリーズなんですけども。ちなみに吉沢シリーズの「IROMIZU」にその作品はリンクしています。