☆銀/魂パロディ

最後の防波堤を越えるには荒療治も必要(2)

登場人物:銀時/土方
場所:夕暮れ 海辺の砂浜


土方「こんなとこに 居やがったのか」

銀時「なんだい 探してくれたのかい 事務所で待ってりゃいいのに」
土方「さっぱりわかんねぇ いったいどれが 本当だ?」
銀時「なんだって? いきなり何ですかァ? こっちが聞きたいわ」

土方「答えろ」
銀時「だから 何がァ」
土方「おまえ 総悟に頼んだのか おれを落とす依頼をしてくれと」
銀時「頼んでねぇよ そんなもん
    どおォせ またドS王子に担がれたんだろ 毎度毎度 いい加減覚えろや
    なんでおれが そんなの頼まなきゃならねーのォ? 常識で考えろ」

土方「・・・だよな そんな筈ねぇもんな そうか
    総悟のやつ まだ騙しやがったな …悪かった じゃあな」

銀時「ちょっと 待てよ」

土方「なんだ」

銀時「言いたいことだけ言って帰るってのか? それじゃあ あんまりひでぇんじゃねぇの」
土方「アァ? 巻き込んで悪かったっつって 謝ってんだろーがよ
    もともと 道端でおれが気絶してたのだって 総悟のいつもの悪戯だったんだ 全部 忘れてくれ」
銀時「何を忘れんだよ? おまえに包帯巻いてやったことか?
    野っぱらで蛍 見たことか? 屋根で夕日 見たことか?酒 酌み交わしたことか?
    甘味屋 行ったことか? 映画 見たことか? サウナ 行ったことか? 公園で昼寝 したことか?
    観覧車の中でチューしたことか? ラブホで初めてのえっちしたことかよ?!」
土方「最後の二つは捏造だろゥが ソレェ!! 観覧車もラブホも行ってねぇしィィィ!!」

銀時「内容なんて どォーでもいいんだよォ こまけぇことを言うんじゃねェよ」
土方「細かくねぇわ! どーでもよくねぇわ! 事実に反するわァ!」
銀時「うるせぇな そんじゃあ 今から観覧車でチューしてラブホ行けば 問題ねぇだろが?」
土方「なんで予定こなす感じになってんだよォォォ?! 行くかボケェ!」
銀時「とにかく おれはそんなことは ひとっことも頼んだりしてねェよ
    今までおれの言ったことも やったことも 全部プライベートだ おれがしたかっただけだ
    仕事のつもりなんざ 一切ねぇんだよ おれは マジだよ」
土方「なんだと・・・・ マジってどういうつもりだってんだ ふざけてんのか」

銀時「ふざけてなんかいねぇだろがッ!!
    もういい加減 気がついてんだろうが なんで最後の一歩が踏み出せねぇ?
    ただ男相手だから 躊躇してんだろうがよォ めんどくせぇこと考えてんじゃねぇよ
    諦めろよ 認めちまえ そしておれの手を取れ 解決の仕方を 教えてやる」
土方「だッ・・・・!誰が おまえの手なんかッ… は 離せ!!手を離しやがれ!!」

銀時「抱き合っちまえば!!
    落雷みたいに 判ることもあんだよォ! そうしなきゃ一生わかんねぇこともあんだよ
    これでいいのか 出会っちまったってのに なんにも気がつかないでイライラして
    それで終わっちまっていいのか! 答えは頭で考えるより ずっと簡単なんだよ
    もうじき暗くなる おまえは そのまま屯所に帰るのか おれの手を振りほどいて
    ここまで おれに答えを求めに来ておいて ひとりで帰んのかよ」

土方「・・・くっ・・・・」
銀時「どっちか 選べよ 夕日が沈むまでに 答えを出せ それまでなら待つさ
    おまえも 苦しいんだろ やっちまえば解決できるんだぜ どうすんだよ
    やってみて違ってたら 忘れちまえばいいだろうが だったら気楽なもんだろうが
    間違いましたって いやぁ済むことだろうがよ」

土方「・・・・本当に 答えが出るんだろうな・・・」


銀時「出るさ おれを信じろ」





(でも続く)



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