☆銀/魂パロディ

恋は自分で気がつかないと発展しない

登場人物:銀時/土方
場所:かぶき町 万事屋銀ちゃんち前


銀時「お マヨ王子じゃねえの また会ったな」

土方「…マヨ王子いうのやめろや …クソッ」
銀時「なんでよ?この間は 喜んでやってたじゃんかマヨ王子
    マヨねぃーずのコスプレして マヨ星から来たマヨ王子ィィ〜( ̄ー ̄)」
土方「うるせぇッ!ありゃ仕方なかったからだ!!
    だいたいおめーがやらせたんだろーが! 二度とあんな格好しねぇからな」
銀時「似合ってたのに マヨ王子 ほれ言ってみ?
    もっかい着ぐるみ着たいマヨ〜って言ってみ? 語尾はマヨだからな」
土方「言うかァァァァァァァァ!!!!!」

銀時「そんで?あの後どうよ? 彼女と もう会ったりしてないわけ?
    ほのかに頬染めちゃったりしてたくせによ 無理やりおれらが訣別させて
    おめーにはよけーなお世話だったかなぁ」
土方「何でおれが頬染めにゃならねぇんだよ ふざけんな
    あのあと 松平のとっつぁんに殺されるとこだったんだからな
    あんな役回りは 二度と御免だ」
銀時「そうかい? 似合いのカップルだと思ったんだけどなぁ」
土方「のわりには やけに栗子を諦めさせるのに 必死だったようだがな」
銀時「は?おれが?おれが必死だった?まっさかまさかのジョー談ヨシロウくんよ
    おれは アレだよ? アレ そう久々におめーからの依頼だったからね
    仕事だよ 真選組の報酬良いからねぇ 銭だよ ゼニ
    うちの子たち 夏バテも知らずに良く食うからね ぜんぜん家計が火の車でね
    ちょっとやってみっか 仕方ねーなくらいのノリだよ しょーがなくやってやったんだよ
    ぜんぜん必死なんかじゃなかったね もう夏休みの宿題くらいカッタルかったね」

土方「別れさせたくて 営業ふっかけてきたんじゃねぇのかよ」
銀時「ちょ やめてくんない?! まるでおれがおまえと栗子の間を
    嫉妬してたみたいな言い方やめてくんない? まるでダメなもてない男みたいに
    いうのやめてくんない? 長谷川さんだ!みたいに言うのやめてくんないィィ?」
土方「違うのかよ」
銀時「ちっげーよ!! どんだけ頭くさってんだよ 今夏だよ? 今腐ったら
   もう明日には白骨だよ 白骨死体だよ 築地に干物みたいな感じだからね
   江戸の夏は過酷だよ?東京砂漠だよ?日本の夏キンチョールだよ ホント」
土方「なに意味不明なこと抜かしてやがる
    じゃあ おれが 栗子とつきあっても良かったのかよ」
銀時「なにそれー? きっとモテねぇ男は他人の色恋もジャマするんだろ発言んんんー!?
    つきあえば?! つきあいたいならそうすれば? いいよ付き合えって
    おれは止めないよ 銀さんぜんぜん止めないよ?
    歯ぁ磨く時だって 蛇口の水ぜんぜん止めないからね おれは
    ぜんぜんエコな男じゃないからね エコバックだって持たないでスーパー行くからね」
土方「へぇ」
銀時「あ 何その嫌な感じの笑み ぜんぜん銀さんが嫉妬してたみたいな
    そのイヤーな目つきはなに? どいうこと? どういうことですかァァァァァァ」

土方「別に あんまり必死なんで ちょっとからかっただけだ
    まぁ そりゃそうだ おまえが嫉妬する理由なんかねぇもんな」
銀時「そうだよおまえ ないぜ まったく微塵も 神楽の食べ残しくらい無いぜ
    食べかすだって残ってないぜ もうインディペンデンス・デイだぜ ツイスターだぜ」
土方「そうか じゃあな」

銀時「ちょっと まて」

土方「なんだよ まだ何かあんのか 忙しいんだよ おれは」
銀時「忘れてんのかよ それともワザとかよ」
土方「はぁ?」
銀時「今度会ったらーーって約束あったろうよ 銀さんと」
土方「…ああ あれか あれな あれは アレだ アレだよ」
銀時「何アレアレ言ってんの もーろくジジイですか 行くの行かないの どっち?」

土方「今 勤務中だ おまえと違って昼間っから遊んでるわけじゃないんでな」
銀時「おれだって遊んでるわけじゃありませんー 仕事の依頼がないか市中見回りですぅ
    おまえの仕事 終るまで待つからよ 屯所でお茶でも出しとけや
    茶菓子は水羊羹とクリーム白玉あんみつといちごフラッペでお願いします」
土方「どんだけ冷たいもんン摂取する気だ ハラ壊すぞ てか 気持ちわりぃんだよ」
銀時「気持ち悪いじゃねぇよ ナニ? ナニあんた 約束守らない気ィ?
    それでも侍ィ? 銀さんはこの日をどんだけ待ちに待って−−−(ハッΣ( ̄□ ̄)」

土方「・・・・・・楽しみに してたのか」
銀時「ち ちがいますぅ 別におまえと飲みに行くのを 楽しみにしてたわけじゃありませんー
    銀さんは タダ酒飲めるのを楽しみに生きてきたんですぅー
    べっっつに奢ってくれるなら 誰でもいいんですぅー」
土方「だろうな じゃぁあとで総悟をよこしてやるよ おれと飲むより よっぽど楽しいだろ じゃあな」
銀時「待てや」
土方「ぁんだよ まだなにか…」
銀時「おめーが 約束したんだろうが おれは別にいいけど
    侍に 二言があっていいのかよ そんな男か 真選組の土方十四郎って男は
    そんな男なのかよ 鬼の副長さんは がっかりさせんなよ」
土方「・・・・(ーー;) わかったよ! おれが奢ればいーんだろうがっ」
銀時「わかればいいんだよぅ 判ればよぅ 何でおれと飲みに行くのが そんなにイヤなんかね
    あ あれか? 銀さんと飲みに行ったら キャーキャー女の子が騒ぐからか?
    女ども全員 男前の銀さんに ときめいちゃうからか?
    そーか?そうなのか? そんなに銀さんカッコイイか?惚れんなよ」
土方「惚れるか 何抜かしてやがる そんなもん心配してねぇんだよ
    女なんか おれがどこの店入ったって キャーキャー言いやがるんだ 今更だ」
銀時「うわ なにすんごい嫌な自慢 そりゃいつもおモテになるよな 美形の副長さんはよぅ」
土方「別に そんなものいらねぇよ もてたって関係ねぇ」

銀時「何でイヤなの おれと飲むの」
土方「・・・・・酔っ払いたくねぇ」
銀時「なんでだよ いいじゃんよ おれだって酔っ払うんだし まさか酔っ払ってるとこ
    泥酔強盗なんかしねぇよ?いくらなんでも それとも そんなに酒乱なの おめぇ」
土方「まぁあまり強かねぇな おまえよりは強えけどな」
銀時「もしかして おれが酔っ払って おめーのこと口説くとか ラブホに連れてかれるとか
   そんなこと考えてんじゃねーだろうな まっさか・・・・!! ・・・・イヤイヤ ナイナイ
   ひょっとしてとか思ってんじゃ・・・イヤイヤイヤ ナイナイ ないってそれはない
   あるわけないよ ホント ないと思います たぶん」
土方「たぶん言うな ねぇよ あってどうすんだよ 気色わりぃわ!
    じゃあ しょうがねぇな 明日の夜はどうだ 明日は非番だからな
    いいか それじゃあ明日の夜 迎えに来てやる ここで 待ってろ」
銀時「いいぜぇ どこ? どこで飲ませてくれんの? あんたが行くような店だから
    上等なんだろうなぁ ものっそい 期待しちゃうよ 銀さん」
土方「ああ おれの大事ないきつけだ ひとりで飲みに行くときに使う店だから
    静かにしろよ 騒ぐんじゃねぇぞ 近藤さんも しらねぇとこだからな」

銀時「オ〜ケェイ♪」



2に続く