電脳タブロイド
チェリーブロッサムの秘密
〜その後のチェリー〜
※この物語は「チェリーブロッサムの復讐」の続編オマケです
1
登場人物:チェリー/エンゼル
場所:バーチャルROOM1050
チェリー 「・・・・桜吹雪だね」
エンゼル「そうだな」
チェリー 「桜も、終わっちゃったね。久しぶりに会えて嬉しいな。元気だった?」
エンゼル「・・・あのな」
チェリー 「なぁに? エンゼル」
エンゼル「なあに? ……じゃねぇよ。キィラァァァァ!!
てめえ、キラだろ!! ふざけんなぁぁぁぁ!!」
キ ラ 「あーら、エンゼルさん。今日は冴えてるぅ♪ ビンゴ〜」
エンゼル「うがああーーー、やっぱてめぇかよ!! お前がチェリーを名乗るんじゃねぇ!!
こんな時期に紛らわしい名前でひっかけてくりゃ、犯人はお前しかいねぇだろ!」
キ ラ 「俺だってすぐ思うのもどうなんだよ。あんたチェリーより俺に気があんじゃねぇの?」
エンゼル「アホ抜かせ!! お前なんか殺したいほど憎んでるつーんだよッ!!」
キ ラ 「へえ、ホント。たいした愛されようだな。なぁ、ちょっとリアデートしねぇ?
オンラインは、嫉妬深いストーカーに覗かれてそうだからな。用心しねぇと。
あとで場所を指定するよ、ダーリン♪」
エンゼル「はぁ?! ダーリン云うんじゃねぇ!! なんで俺が、てめえなんかとデートすんだよ!
俺の話を聴いてんのかよ?! お前がチェリーじゃねぇならコンタクトは終りだ!
冗談じゃねぇ、おまえに会いになんか、ダレが行くかよ!!」