プロフェッショナル・CI−5パロディ漫画
 HEAVEN
 1991年 5月作品 全21P やすみせりう
(見開きなため、画面は横に全部広げた状態をおすすめ)







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END


■あとがき■
CI−5ファンの作家さんを多数ゲストに招いて作ったCI−5パロ本に描いた作品。
随分前です…しかも出すのにも、随分年月がかかりました…。
当時の海外ドラマサークルでは有名な作家さん方にご協力頂いて、とても素敵な本になりました。

最近、有料TVのミステリチャンネルで12話分が放映され、某お方のご好意があって、なんとそれを全部見ることができました。
(こんなとこで何ですが、ありがとうk○aさん!!)
で、久々に見たCI−5。懐かしい二人の掛合い(漫才?)に放映当時、高校生だった私の興奮がよみがえってきました。
ドーさんもボーさんも仕事中もお茶目で、でも銃撃つ姿などめちゃめちゃカッコイイのです。
コーレイ部長を挟んだトリオ漫才なんかもお薦め。
私の描いたパロ作品は、所々のセリフにドラマのセリフをいくつか使用しているところがあります。
メインはファンなら誰でもわかる、有名エピソード「ミックス・ダブルス」のものなのですが。名作です。
「天国行きの電車を乗り間違えるな でないと一緒になれない」とボーディは本当に言います。
(ただし、この漫画は雑多創作物語で、ミックスダブルスとは関係ありません)
ミックスダブルスは、敵側の殺し屋二人組の心情と、CI5側のドイルとボーディの心情が描かれ、
御互い戦術は機械的プロだけど、中身は人間味あふれる生身の男たちを感じられます。
見る側は両方ともに感情移入し、2組の運命がコラージュされながら物語は進んでいく。
だけど最後は、見る側の悲鳴も願いも認めないまま一瞬のうちに、無機質な死の決着がつきます。
死は平等で、どちら側の人間も死の側は差別をしない。何かの一瞬の差なんだと無言で語られる気がします。
このセンス。1時間枠のドラマなのに。見事です。
他にも好きなエピソードはありますが、エピより、1シーン、1シーンで覚えてることが多く…。
また他のエピも見直したい思いです。多分そのうちまたやってくれるよな気がする…。
(幸い、6月末からケーブルTVに入るのだわ私♪♪ミステリチャンネルもAXNも見れるの♪)
機会があれば、皆様も是非に本ドラマを見て頂きたいと思います。
お互いの命の片棒担ぐ、相棒ものってよいですよねぇ♪

追記>
このパロ漫画作品の前に二人が張り込み中、寒くてアイスクリームになりそうだから
後でコーレイ部長のモルトを拝借してこいよ、とドイルにいうボーディみたいなものがあります。
(多分。本が手元になくてわかんないの←またかよ)
CI−5パロ本のオープニングとして使ったエピソードなのですが、この本編に続いてたとは…
(自分で忘れてて、びっくり)最初のセリフの「約束、忘れるなよ相棒」てのは、そのことです。

2006年 6月 やすみせりう